| ■ ID | 638 |
| ■ 種類 | 論文 |
| ■ タイトル | Contamination, chemical speciation and vertical distribution of heavy metals in soils of an old and large industrial zone in Northeast China |
| ■ 著者 |
Fayun Li
中国遼寧大学 Zhiping Fan 中国科学院応用生態研究所 Pengfei Xiao 中国東北林業大学 Kokyo Oh 埼玉県環境科学国際センター Xiping Ma 中国遼寧大学 Wei Hou 中国遼寧大学 |
| ■ 出版元 | |
| ■ 出版年 | 2009 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | Environmental Geology, Vol.57, No.8, 1815-1823, 2009 |
| ■ 抄録・要旨 | 中国では、急速な都市化と工業発展による土壌の重金属汚染が注目されている。本研究では、中国瀋陽市にある中国東北地域で最も古く、最も広い鉄西工業団地において、土壌中Cu、Zn、Pb、Cdの蓄積、化学スペシエーションと垂直分布を調べた。表土中のCu、Zn、Pb、Cd濃度は、それぞれ209.06、599.92、470.19、8.59 mg kg-1であり、中国の環境基準を大幅に超過した。汚染指数と総合汚染指数値に基づいた汚染レベルはCd > Cu > Zn > Pbであり、Cd、Cu、Zn は重大な汚染レベルとなった。これらの重金属では、残渣態、Fe・Mn酸化結合態、有機結合態が90％、炭酸塩結合態と交換態が10％を占めた。また、土壌プロファイルから土壌中重金属の垂直分布も検討した。その結果、この工業団地では長期間の工業活動によって深刻な土壌重金属汚染を引き起こしていたことが判明した。 |
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